ノミの被害
ノミの被害は、ノミアレルギーによる精神的なストレスを与えます。
さらに、小犬や子猫の場合、大量に寄生されると貧血をおこす危険性もあります。
犬や猫に寄生したノミの成虫は、24~48時間後にその体の上で卵を産みます。
卵は体から落下して、ペットの寝床やカーペット、畳などでふ化。成虫となり、再びペットに寄生します。
そしてその成虫がまた卵を産み落とします。これが何度も繰り返されます。
他の動物や人間のためにも、ノミの予防はしっかりとした方がよいでしょう。
「ノミゼロ社会」を目指して、ノミ予防を、ペット社会のマナーにしていきませんか。
ダニの被害
ダニの被害も、貧血や皮膚炎などにとどまりません。犬バベシア症などの恐ろしい病気をうつすこともあります。
その危険性は、吸血開始から48時間以降に高まります。
吸血すると雄成ダニは吸血前の体重に比べ、100倍にもなるといわれています。吸血と同時に、様々な恐ろしい病気を運びます。
もし、ダニを発見しても、無理にとろうとすると化膿したり、病原体をペットにうつしたりするので、見つけたらすぐに病院へ連れて行ってあげましょう。
ノミ・ダニの予防
ノミやダニは、予防が可能です。予防については、診察の際にご説明させていただきます。
大切な家族がノミやダニで苦しむ前に、どうか予防措置をしてあげましょう。